評価制度はある。
等級もある。
評価シートもある。
それでも、何かがおかしい。
この「何か」が分からないまま、
制度だけをいじり続けている会社が多い。
よくある話です。
・評価項目はしっかり作っている
・目標設定もやっている
・面談も一応やっている
なのに、
社員は白けている。
なぜか。
まず疑うべきはここです。
その評価制度、どこの会社のコピーですか?
フォーマットを持ってきて、
自社に当てはめただけ。
それっぽくは見える。
でも、現場の言葉になっていない。
だから社員は分かる。
「これはうちの会社の話じゃない」と。
もう一つ。
評価制度が「会社の成長」とつながっていない
評価のための評価。
点数をつけるための項目。
それが、会社として
「何を良しとするのか」と結びついていない。
だから評価されても響かない。
うちは理念は浸透している
社長がよく言う言葉があります。
「うちは理念は浸透しているはずなんだけどな」
本当ですか?
社内ですれ違っても機械的な挨拶。
電話の応対に温度がない。
言われたことだけやる。
やらされ感で仕事している。
そして、
なぜか戦力になるやつから辞めていく。
この違和感。
全部つながっています。
結論を言います。
評価制度に“会社の生き方”が入っていない
理念を掲げているだけ。
スローガンを貼っているだけ。
それを「どういう行動を取ったら評価するのか」
ここまで落とせていない。
だから社員に届かない。
・理念はきれいごと
・評価は別物
・結局は上司の感覚
社員からするとこうです。
「何をやれば評価されるのか分からない」
だから、無難に動く。
挑戦しない。
空気を読む。
そして、
できる人間から辞めていく。
違和感の正体
評価制度の違和感の正体はこれです。
理念と評価が切れている
評価制度は、
単なる査定ツールではありません。
会社が
「どういう人間を評価するのか」
「どういう働き方を評価するのか」
これを“具体的に示す装置”です。
ここがズレている限り、
どれだけ制度を整えても、
違和感は消えません。
むしろ怖いのはここです。
制度が整っているように見えるから、気づけない
なんとなく回っている。
なんとなく評価している。
でも、
組織は確実に弱っていく。
最後に一つだけ。
評価制度は「あるかどうか」ではない。
「何を評価しているか」これがすべてです。




