企業理念と人事評価の関係

今回のお話は企業理念と人事評価の関係。企業理念を策定したので社員にぜひとも浸透させたいという経営者としての意気込から毎日の朝礼で全員が理念を大きな声で唱和する光景が。時にはトップが全員の前で我が社の経営理念について熱く語る。しかしどこまで浸透しているのか…。 社員に経営理念をどの程度理解しているのか聞いてみるとなんとなく分かるが、それによって自分たちの処遇や会社の業績がよくなるのか? その関係がイマイチ分からないというのがおおよその社員の受けとめ方です。経営者の意気込みとはうらはらに経営者のひとり良がりになっていないか?

経営理念があるから社員が頑張り業績が上向くということは必ぎらない。そのようなものがなくとも業績はアップし続けている会社は世の中にはゴマンとあります。しかし何故かそのような会社はある日突然姿を消す。理由は色々ありますが、上場後の売り上げ偽装、経営陣や幹部の不祥事、無謀な販売方法がマスコミとり上げられ急速に失速するケースです。これらの企業の多くはモラルに欠け自社さえよければという独りよがりの姿勢が世間にノーをつきつかれたことが原因です。

いつの世にもあるちょっとした油断

歴史のある大企業でも立派な理念があってもトップの暴走により架空売り上げで業績を作り上げ後に辻褄があわなくなり発覚したり、不正が組織的に行われていたり枚挙にいとまありません。ここを理解していない企業が実は非常に多い。

大手でさえ不祥事により業績が低迷することがあり、政府や金融機関の支援により将来的には復活事例することになります。やはり大勢の雇用を抱えており簡単に潰すわけにはいかないのが実情。もちろん不祥事を起こした経営はとっかえとなりますが、捉えかたによってはその程度で済むのです。
しかし中小企業の場合はどうでしょうか。

中小企業こそ企業理念が大事

あらためていうことでもありませんが、ご存知のようにに日本の法人数の98%は中小企業がです。大手企業は全体の3%で法人納税額の大半は大企業が収めています。その大手企業を支えているのが中小企業です。最近でこそメガベンチャーの誕生や独自のビジネスモデルで収益率の高い会社が育っていあすが全体からみればまだわずかです。

だからこそ中小企業が育つ事が重要となってきます。日本はまだ世界的にみても起業家する人たち、起業して成功していく数は少ないです。しかし現在の10代、20代にスポットを当てれば将来可能性のある人材が育ってきているのは明るい材料です。これらの世代が育ち受け入れられる時代が来た時、中小企業が準備しておくことは何でしょうか? 日本を取り巻く経営環境としては世界的に遅れている課題は従業員のエンゲージメント力と生産性の低さです。この課題を克服していかないと明るい未来はありません。優秀な人材が入ってきにくい中小企業においてアピールできる材料は何か?を考えた時、
大手よりも高い給料、
ダイナミックな仕事と環境の提供、
そして何より企業存続理由が明確な会社であること。
これらが備えることができれば採用で大手に勝つことができますし、自律的な人材と高い生産性を上げることができれば存続していけることができます。
そのたために必要なのが経営理念とリンクした人事評価制度です。

企業理念と人事評価の関係

お飾りでない本物の企業理念を

色々な会社の企業理念をWebサイトや訪問した社長室拝見させて頂いていますが、社会貢献、社会から必要とされる会社、顧客志向…ほとんどの会社の掲げる理念は差異がありません。代表者の挨拶を読めばその会社の本気度が分かります。ライターに書いてもらった文章はだいたい似たような傾向です。しかしなかにはライターに書かせたものでもヒカルものがあります。多分トップが一生懸命考えて何度も書かせ直したものだと思います。そういった会社のサイトは読み応えがあり、デザインだけあるいは写真をうまく処理したみかけにサイトよりもはるかによくできています。

求人募集要項を見てもその会社の様子が分かります。給与がありきたりの表現になっていないか。待遇がありきたりの表記になっていないか。(詳しくはここでは書きませんが..)

つまり本気で人を採りたいのかという本気度はここで伝わります。ですから募集広告で人が集まらないと嘆いている会社はそこのところを考えるべきだと思います。

行き着くところは企業理念に結びきつきます。企業理念を実現するために人事評価をする環境が整っていることも大事です。何故なら「あなたの会社は人事評価がありますか?」という問いに、「どのように評価されているか分からない多分社長や人事がやっている」

「評価が不明瞭なのでいずれ辞めようと思っている」表層化はしていないのですがこのように考えていえている社員は少なくはありません。気張って入社してみたものの先輩社員、上司の仕事振りをを見て早々に退職を決める社員も少くはありません。

長々と書きましたが企業理念を実現すするために人事評価がある。企業理念を一生懸命社長が考えそにの理念を行動規約まで落とし込み、評価制度に徹底してこだわって社員に納得した評価をする会社は社員の支持を受けて成長できる会社ではないでしょうか。

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